6月17日(火)午後10時より放送がスタートした、ドラマ10「舟を編む~私、辞書つくります~」。

作家・三浦しをんさんの小説『舟を編む』をドラマ化したこの作品は、昨年、BSで放送され、ギャラクシー賞入賞をはじめ、海外の映像フェスティバルで金賞を取るなど、数々の賞を受賞し話題を集めました。

6月24日放送の第2話を前に、辞書監修者・松本朋佑ともすけを演じる柴田恭兵さんからコメントが届きました。


辞書監修者・松本朋佑役/柴田恭兵

日本語学者。玄武書房初の中型辞書「大渡海」の発起人であり、監修者。常に用例採集カードを持ち歩き、耳慣れない言葉を聞くと、すぐに記録する。穏やかなたたずまいながら、“辞書の鬼”と呼ばれるほど言葉への探求心が強い。

【柴田恭兵​​さんのコメント】

――ご自身の役柄(松本朋佑)について。

辞書づくりの監修者です。辞書というのは、色んな言葉を集めて、その意味や、その使い方を書いてありますが、一つ一つの言葉に深く深く、愛情をもって向き合っている人物です。
今回、色々な言葉があり、例えば”謝罪”の言葉で、「ごめんなさい」「すみません」「深謝いたします」「ご海容ください」「多謝」「万謝」「懇謝」「鳴謝」など、本当に初めての言葉が多くて、頭のリハビリになりました(笑)

――主演・池田エライザさんの印象は?

僕も役者をやっていて、どこか運動神経みたいなところでやっている感じがするんですが、(撮影中に)彼女が、ボクササイズをやっているとお聞きして、きっと運動神経も良い方なんだな、という感じがしました。
笑顔のとても素敵すてきな女優さんで、ちょっとはにかんだ笑顔とか、照れたかわいらしい笑顔とか、あたたかくて相手を包み込むような優しい笑顔とか、キラキラしているつい見とれてしまうような笑顔とか、ゲラゲラって笑っている笑顔とか、七色の笑顔を持つ女優さんだと思っています。

――本作の見どころは?

ドラマ「舟を編む」は、脚本がとても素晴すばらしかったです。役者とスタッフがひとつになって、みんなが全てを出し切って、素敵な現場でした。辞書作りに奔走する話なんですが、実はとってもステキなラブストーリーです。第2話も、ぜひ、ぜひ、ご覧になってください。

池田エライザさんのメッセージはこちら
野田洋次郎さんのメッセージはこちら


【あらすじ】
大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり(池田エライザ)。雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部! そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也(野田洋次郎を筆頭に、くせ者ぞろい。みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく。辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語。

​原作とは違う、令和ならではの結末も! 全10話、お見逃しなく!


ドラマ10「舟を編む~私、辞書つくります~」(全10回)

毎週火曜 総合 午後10:00~10:45
毎週金曜 総合 午前 0:35〜1:20 ※木曜深夜(再放送)

原作:三浦しをん 『舟を編む』
脚本:蛭田直美(全話)、塩塚夢(第5話共同執筆)
音楽:Face 2 fAKE
演出:塚本連平、麻生学、安食大輔
出演:池田エライザ、野田洋次郎、矢本悠馬、美村里江、渡辺真起子、前田旺志郎/岩松了、向井理、柴田恭兵ほか
制作統括:高明希(AX-ON)、遠藤理史(NHK)、訓覇圭(NHKエンタープライズ)

■ギャラクシー賞 第62回テレビ部門 選奨受賞
■ドイツ・ワールドメディアフェスティバル2025で金賞受賞
■東京ドラマアウォード2024 連続ドラマ部門 優秀賞受賞
■第40回ATP賞 奨励賞受賞

NHKプラスで放送後1週間配信中!

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