連続テレビ小説「らんまん」は、春らんまんの明治の世を天真らんまんに駆け抜けたある天才植物学者のお話です。主人公・槙野万太郎を演じるのは神木隆之介さんです!

5月8日放送分からは万太郎と竹雄(志尊淳さん)が上京し、東京編がスタートしました。そこで展示も東京編に合わせてリニューアル!

上京当初は、下宿先が決まらなかったり、大事な標本を盗まれたりとハラハラドキドキのシーンが続きましたね。今後も寿恵子との恋愛や個性豊かな東京大学のメンバーとの交流など、楽しみな展開が待っていそうです。そんな東京編をより楽しめる展示内容をご紹介します! 

入口を入ってすぐのAゾーンでは花のアーチと出演者の全身パネルがお出迎え。万太郎と寿恵子が初めて出会ったシーンの着用衣装や、メインビジュアル撮影の際に使用された「花ハット」も展示しています。フォトスポットでは、万太郎と同じポーズで写真撮影をお楽しみいただけます!

大画面モニターでは、展示会場でしか見られない神木さんのウェルカムコメントとインタビュー映像がご覧いただけます! ぜひ会場でご覧ください。

続くBゾーンでは、人物相関図、シーン写真展示のほか、撮影で実際に使用された植物レプリカを展示しています。近くで見ても本物に見間違えてしまうくらいとっても精巧です。万太郎が幼い時、母ヒサと見たバイカオウレンは、きっと皆さんの印象にも残っているのでは……? ぜひ万太郎のように間近で見てみてくださいね。

バイカオウレン  
キンセイランとネジバナ

主人公のモデル牧野富太郎さんの生涯は年表でご紹介しています。笑顔のお写真がとっても印象的ですよね。驚くほど緻密な植物画や牧野さんが残した言葉の数々もご覧いただけます。

万太郎が劇中で何度も発している「雑草ゆう草はないき!」は、言わずと知れた牧野博士の名言ですよね。長屋の住人・倉木隼人役を演じる大東駿介さんも印象に残るセリフのひとつだそうです。
▼大東駿介さんのインタビューはこちらから▼
https://steranet.jp/articles/-/1840

そのお隣りには出演者24名のサイン色紙が。皆さん一言メッセージも添えてくださっていますよ~!(※撮影は禁止のため心のメモリーに保存してくださいね。)

展示会場いちばん奥のエリアCゾーンは、「らんまん」の世界を体感できるコーナーです。

このコーナーでは万太郎が植物研究のために出入りする「東京大学植物学教室」のスタジオセットを360度撮影したVR(仮想現実)で探索できます。
上下左右ご自分が見たい方向を足元の操作で自由にご覧いただけます。スタジオに足を踏み入れた感覚でお楽しみください。

そして、いちばんの目玉展示はヒロイン寿恵子の母が営む菓子屋「白梅堂」のセット再現です。今回は外観だけでなく、セットの中にも入ってご覧いただけます! 寿恵子が持つかるやきを万太郎がぱくっと食べる名シーンはここで生まれました。今後も印象に残る場面が「白梅堂」で生まれそうな予感! 

このセットは、実際の撮影セットを製作しているスタッフが細かなところまでこだわって再現しています。お店らしく招き猫が置かれていますが、その数3匹。さてどこに置かれているか、ぜひ会場で探してみてください!

会場出口では番組への応援メッセージを募集しています。メッセージカードには、お持ち帰りいただける神木さんの直筆メッセージも! 一部はドラマの制作現場にお届けします。

皆様のご来場をお待ちしております!

(文/NHK財団 展示担当 高瀬遼)


東京編スタート!連続テレビ小説「らんまん」展(主催:NHK)
・会期:2023年5月8日(月)~6月18日(日)
午前10:00~午後9:00(入場は午後8:30まで)
・場所:NHKプラスクロスSHIBUYA
東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア14F(渋谷駅直結・直上)
・入場無料

公式ホームページはこちら↓
https://www.nhk.or.jp/plusx/