新・介護百人一首

あの言葉
寝たきりになっても
口ずさむ
「店番せんば」
祖父は最後まで商売人

愛知県星野茉穂 16歳)

愛知県 主税凛
愛知県 椋代ミユキ
愛知県 匿名希望

詞書

長年、商売をやってきた祖父。父にバトンタッチした後も、毎日「店番せんば」と出てきました。動けなくなってからも、店の事は気になっていた様です。

感想コメントをいただきました

asaco(あさこ)

お店に立つことがおじいちゃんにとっての生きがいだったんですね。寝たきりになってからも無意識に店番のことを気にかけるのは生粋の商売人魂! ちなみに、わたしの母方の実家でもずっと酒屋を営んでいて、祖母はお店に立つことは少なかったけれど、家事に孫の面倒に慌ただしい毎日を楽しんでいました。商売をしていると自然と人が集まってくるので、なにより"人が好き"だった祖母にとって絶好の居場所だったんだろうなぁ。

asaco(あさこ)

モデル・1978年静岡県浜松市生まれ。2男2女のママ(14歳、12歳、8歳、4歳)。モデルとして雑誌、webやCMなどに出演。夫婦で手がけるフードユニットkatarite(語り手)や、子育てにまつわるコラム執筆など多方面で活動中。2022年よりNPO法人neomuraの広報にも携わる。