青い海と広がる空、美味しそうな沖縄料理や独特な沖縄の音楽――。
そんな沖縄の魅力がたっぷりと詰まっているのが、現在放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」。ヒロイン・比嘉暢子を演じる黒島結菜さんはじめ、多彩なキャラクターもこのドラマの見どころのひとつになっている。
去る6月1~5日、東京・池袋で「第13回サンシャインシティ 沖縄めんそーれフェスタ」が開催された。イベント中は、館内に加え、野外でもエイサーのパフォーマンスが行われるなど、“沖縄”一色に。
4日には「ちむどんどん」のトークショーが催され、暢子の兄・賢秀を演じる竜星涼さんが登壇。トークショーの会場には、竜星さんの生の声を聞こうと、約500人の来場者が集まった。
中には、賢秀がドラマ内で身に着けている「マグネット・オーロラスーパーバンド一番星」を手作りしてつけているお子さんも! それを見た竜星さんは、「つけると気持ちが高ぶるんですよね」と、思わず笑顔に。
家族思いだけど、迷惑をかけてしまうことも多い賢秀。その役柄については、「本当にトラブルメーカーなニーニーですが、こういう役はなかなかやれないので、楽しんで演じています」と語った。
さらにクイズコーナーでは、賢秀の名セリフ「ビッグなビジネスを仕掛けて、星をつかむ(為ヤサ)」 を竜星さんが生披露する一幕も! 竜星さんの多彩なトークに、会場も大いにわいた。
最後に、気になる今後の物語の行方について、「さまざまな恋模様も動いていきます。賢秀や家族たちの成長に注目して、最後まで楽しんで見てください!」とメッセージ。まさに、出演者も来場者も、心が“ちむどんどん”するトークショーとなった。
イベント期間中には、サンシャインシティ噴水広場で「ちむどんどん」の雰囲気が楽しめるパネル展も実施。出演者の等身大パネルの前では多くの来場者が足を止め、一緒に写真撮影する姿も。番組と視聴者のつながりを生むこのパネル展は、今後もさまざまな場所で開催予定だ。
入社3か月の私にとって、2度目となるイベント運営業務。当日は、主に竜星さんをはじめ出演者の方々のアテンド、楽屋の準備、記録写真の撮影ほか、クイズコーナーでは壇上に上がりサイン入りプレゼントの受け渡しなどを担当しました。
実は、このプレゼント受け渡しの担当に決まったのは当日。何かおかしなことをしてしまったら……と不安でいっぱいに。緊張の私を見かねた上司からは、「大丈夫! 誰もあなたのこと見てないから、みんな竜星さんを見に来てるんだから」という心強いアドバイス。実際に壇上に上がってみると、まさにその通りで……。無事に役目を果たすことができました。
今回のイベントは数か月前から準備が行われ、出演者の方々、製作スタッフ、会場関係者、警備スタッフ、そして来場者の皆さまの協力により、無事、開催することができました。そして当日は、トークショーやパネル展示を見てくださった来場者の笑顔が励みに。多くの学びや気づきをいただいた今回の業務は、次回のイベント運営に向けた私の活力となりました。
このようなイベント業務を通して、これからもNHKと視聴者をつなぐ役割を担っていきたいと思います。お近くで番組関連イベントが開催される際には、ぜひお立ち寄りいただけるとうれしいです。
(文/NHKサービスセンター 高瀬 遼)