「ラジオ深夜便」で毎月第４木曜日に放送中の「みんなの子育て☆深夜便」。子育て世代に寄り添う“真夜中の子育て応援団”として人気を呼んでいる。
ご存じの方も多いかもしれないが、ことしの３月までは「ママ☆深夜便」というタイトルで放送されていた。今回は、そのタイトル変更の裏話をちょこっと紹介♪
「ママ☆深夜便」が初めて放送されたのは2018年。「2時間おきの授乳で眠れずに『ラジオ深夜便』を聴いています」というママから届いた1通のはがきをきっかけに、慣れない子育てに疲れ、世の中に取り残されたような孤独を抱えている方たちに寄り添いたいということでスタートした。
2019年まで、特別番組として半年に一度のペースで放送された「ママ☆深夜便」だが、番組スタッフが大事にしたのは、一つの答えを出す“子育て相談の番組”ではなく、年齢や性別に関係なく“みんなが参加できる番組”にすること。
その結果、ママ・パパの切実な声とともに、シニア世代や子育てをしていないという方たちからも寄せられた応援メッセージが後押しとなり、2020年4月からは月に一度のレギュラー放送となった。
レギュラー化したことで、よりリスナーの輪が広がっていくと同時に、「もっと番組を多くの人に聴いてもらいたい」という声も届くように。その中には、番組タイトルに関する声もあり……。
【リスナーからの寄せられた声】
●「ママ☆深夜便」はあるが、「パパ☆深夜便」も放送してはどうだろう？
（70歳以上男性）
●子育てをするのは“ママ”だけではないのだから、タイトルは「子育て深夜便」や「パパママ深夜便」などに変えてもいいのでは？
（19歳以下女性）
番組では、これらの声を受け、深夜便リスナーたちが世代も性別も超えて、子育て世代に寄り添い応援していること、つながっていることをもっと共有できる形にパワーアップしようと、2021年12月に「ママ☆深夜便」に代わるタイトル案をリスナーから募集することに。
その後、新タイトル案の募集にはメールや手紙で100件近い応募が！
【リスナーから集まったタイトル案（一部）】
●例えば「子育て深夜便」というのはどうだろう？
（30代）
●「ママ☆深夜便」リニューアルにあたって、「夢みる深夜便」「未来の深夜便」などどうですか？ （60代女性）
●「ファミリー深夜便」はどうだろう。やはり、最後はファミリーの絆、ファミリーの力がさらに高まってこそママの子育ての応援になるのでは？
（70歳以上男性）
●「ママ☆深夜便」という言葉の響きも好きだったので、「変更しない」に一票！（20代）
そして、リスナーから寄せられた、さまざまなタイトル案をもとに決定したのが、
放送開始から5年目に入った2022年4月。「ママ☆深夜便」からタイトルが変わり、さらに充実した内容で子育て世代を応援する番組へと生まれ変わった「みんなの子育て☆深夜便」。子育て中にホッとひと息つける情報や話題をたくさん届けているので、月に一度の放送をどうぞお楽しみに♪
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