家基いえもと(奥智哉)の急逝した事件は、確固たる証拠を得ぬまま幕引きとなる。意次おきつぐ(渡辺謙)は源内げんない(安田顕)に、これ以上の詮索は控えることを告げると、源内は激怒する。

一方、つたじゅう(横浜流星)は源内の住む“不吉の家”と呼ばれる屋敷を訪ね、正月に出すさくの新作を依頼するも、時折、奇妙な言動を繰り返す源内の様子が気になって……。

そんな矢先、蔦重や意次のもとに、「源内が人を斬った」という知らせが入る。