昨年に続き吉原で行われる『にわか』祭り。その企画の覇権を巡り、若木屋(本宮泰風)と大文字屋(伊藤淳史)らの間で戦いの火ぶたが切られた。

つたじゅう(横浜流星)が、30日間かけて行われる『俄』祭りの内情を面白おかしく書いてほしいとひら源内げんない(安田顕)に執筆を依頼すると、朋誠堂ほうせいどうさんはどうかと勧められる。

宝暦ほうれきの色男とも呼ばれている秋田藩留守居るすい役の喜三二の正体は、かつて蔦重も松葉屋で会っていたあの男だった……。