ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、蔦屋重三郎役の横浜流星さん、駿河屋市右衛門役の高橋克実さんから!
横浜流星さんの第4回振り返り
——本づくりの楽しさに目覚めた蔦重ですが、地本問屋の壁にぶち当たりました。
ことごとくやられて、「うまくいかねえなぁ」と思っています(笑)。そんな状況でも、蔦重には「うまくいかないなら、次!」と思えるような発想とバイタリティーがあって、知恵で対抗する場面には共感しながらも、客観的に「すごい人物だな」と思います。
本作りの企画力も優れているのですが、周りにも恵まれてますよね。いろんな人からヒントを得て、何かをひらめいていくのですが、周囲の反応をちゃんとすくい取れているのが、蔦重の企画力の元だと思います。

高橋克実さんの第4回振り返り
——今回、駿河屋に地本問屋の人たちが結集しました。
これまでも忘八の親父ばかりが集まるところに、今回は鶴屋(風間俊介)と西村屋(西村まさ彦)と鱗形屋(片岡愛之助)まで乗り込んできて、「また男が来た……」という感じでしたね(笑)。
ずっと正座していなきゃいけなくて、忘八はカットがかかるたびに「ああーっ」と言いながら、足を開くんですけど、愛ちゃん(片岡愛之助)だけは全く動かない。ずっと正座のままで微動だにしないんです。さすがですよね。
