横浜流星主演、来年1月5日(日)放送開始の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。
江戸時代、歌麿や北斎といった浮世絵師や作家など個性豊かな才能を見いだして次々に世に送り出した出版人、“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の生涯を描きます。
このたび、ドラマの音楽をジョン・グラムさんが担当することが発表され、さらに「べらぼう」グローバルVer.ビジュアルと、特報動画も公開されました。
音楽/ジョン・グラム
アメリカ・バージニア州出身。文学、歴史、芸術、そして日本文化をこよなく愛する作曲家。イギリスで歌とオーケストラ作曲を学び、アメリカのウィリアムズ大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で音楽を専攻。数多くのハリウッド作品のオーケストレーションを手がけた経験を活かし、革新的なハリウッド音楽制作手法を用いて、哲学的且つダイナミックな音楽描写を得意とする。
代表作は大河ドラマ「麒麟がくる」、ゲーム「キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV」など。
【ジョン・グラムさんのコメント】
大河ドラマ「麒麟がくる」は、これまでの私の作曲人生の頂点であり、今回、再び大河ドラマの音楽を担当できることに感激しています。
「べらぼう」のメインテーマは、2つの視点からアプローチしました。1つは、資金も社会的地位もない状態からスタートし、たゆまぬ努力とリーダーシップ、そして賢さで大成功を収めた蔦重への敬意です。
もう1つは、250年以上続いた平和の中で商業が発展し、芸術も花開いた江戸文化への賛美です。浮世絵の魅力の一つは、それまで手が届かなかった美しく複雑な芸術作品が、一般の人々にも手に入るようになり、日本国内のみならず、世界中でセンセーションを巻き起こしたことだと思います。
江戸時代の絶え間ない情熱的なエネルギーを込めたメインテーマは、演奏難易度が非常に高い楽曲となりましたが、マエストロ下野竜也の指揮のもと、NHK交響楽団の演奏によって感情と一体感にあふれる曲に仕上がりました。ぜひご期待ください。
テーマ曲
演奏/NHK交響楽団
指揮/下野竜也(NHK交響楽団正指揮者)
しもの・たつや
鹿児島生まれ。東京国際音楽コンクール、ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。NHK交響楽団正指揮者、札幌交響楽団首席客演指揮者、広島ウインドオーケストラ音楽監督、広島交響楽団桂冠指揮者。東京藝術大学、東京音楽大学にて後進の指導にもあたる。
齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞、有馬賞、広島市民賞、中国文化賞など受賞多数。NHK FM「吹奏楽のひびき」パーソナリティー。 大河ドラマテーマ曲の収録は今回が7作品目となる。
【下野竜也さんのコメント】
大河ドラマ「麒麟が来る」で初めて知ったジョン・グラムさん。過去、エンニオ・モリコーネさんの前例があったにせよ、海外の方がどの様に大河ドラマと歩むのだろう?と思っていましたが、最初からジョンさんの音楽に引き込まれていました。
今回、ご一緒出来る事を光栄に思いつつ、それこそ、べらぼうに緊張して録音セッションに臨みました。江戸時代の中でも、より絢爛豪華な文化の雰囲気と、その中での様々な人間模様が目の前に広がる様な音楽を紡ぎ出された事に感服しております。ドラマと共にジョンさんの音楽を、「べらぼう」をご覧になられる皆様が楽しんで下さる事を、N響メンバー、スタッフと共に願っております。
「UNBOUND」ビジュアル&特報動画(「べらぼう」グローバルVer.)公開
また、ドラマの英語タイトルを「UNBOUND」としたと発表。あわせて、世界への展開を目したグローバルVer.のビジュアルと特報動画が公開されました。
【べらぼうの英語タイトル「UNBOUND」の意味】
UNBOUNDとは、「解放された」「とらわれない」という意味。
身分や出自にとらわれず、慣例に縛られない“べらぼうな”生き様を見せた蔦屋重三郎を表現する言葉。
UNBOUNDには、「未製本」という意味もあり、出版業を営なみ、やがて浮世絵や本の文化を発展させていく蔦重をイメージさせる言葉でもある。
特報動画(「べらぼう」グローバル Ver.)の視聴はこちら ※ステラnetを離れます
2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
2025年1月5日(日)スタート
毎週日曜 総合 午後8:00~8:45ほか
作:森下佳子
主演:横浜流星、安田顕、小芝風花/里見浩太朗/渡辺謙ほか
制作統括:藤並英樹、石村将太
プロデューサー:松田恭典、藤原敬久、積田有希
演出:大原拓、深川貴志、小谷高義、新田真三、大嶋慧介
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