2025年放送予定の大河ドラマ「べらぼう~つたじゅうえいゆめばなし~」。主人公・つたじゅうざぶろうを演じる横浜流星さんが、京都でクランクインを迎えました。

左から、蔦屋重三郎役・横浜流星、唐丸役・渡邉斗翔。
左から、田沼意次役・渡辺謙、田沼意知役・宮沢氷魚。

つたじゅうざぶろう役・横浜流星さんのコメント】

クランクインから1週間経ちましたが、ドラマ冒頭のシーンから撮影できたので、すごく気持ちが入りました。京都というすてきな場所で撮影をして、いま蔦重として生きています。これから1年半、蔦重とともに成長していけたらと思っています。

大河ドラマはスケールが大きいですね。時代劇は、舞台では経験がありますが、映像は初めてなので、監督や所作指導、方言指導の方々など、スタッフのみなさんと相談しながら、一緒にキャラクターを作っています。

蔦重は、飛び抜けて明るいキャラクターです。度胸もあって責任感もあり、でもダサさもあってとても人間くさく、共感できることがたくさんあります。


【衣装デザインは伊藤佐智子さん】

【プロフィール】
いとう・さちこ

映画、演劇、広告をフィールドに、1枚の布から始まる多様な表現を構築し、提案。衣装デザインはもとより、空間デザインなどジャンルを超えたコンセプチュアルワークを手がける。近年の主な参加作に、舞台『骨と軽蔑』(2024 年)『インヘリタンス-継承』(2024 年)『アンナ・カレーニナ』(2023 年)『ある馬の物語』(2020 年・2023 年)など。その他、映画『陰陽師 0』(2024 年)、Netflix「舞妓さんちのまかないさん」(2023 年)など。東京 2020 パラリンピック開会式衣装ディレクター。

【伊藤佐智子さんのコメント】
江戸時代は挑みたかった時代。しかも中期は大河ドラマでも初めてという取り組みに衣装で参加できるのは喜びです。
吉原の世界をスタートに取り巻くキャラクター豊かな絵師、作家、遊び人、ガラッと変化する大奥、幕府の人々。色彩感、素材感を現代の人が見て、なんてカッコイイのだろうと感嘆符付きで魅せられるスタイリングを目指します。
浮世絵やびょうに描かれているやわらかな衿元の着こなし、美意識、町人好み、武家好み、粋好み、伊達好みが満載のめくるめくファッションの楽しさを描きたいと思います。
中期は友禅が画期的に行き渡り、風景、花鳥、縁起モノが縦横無尽に花開きます。そんな色や柄いきの組み合わせから生き生きとした情念を、画面を通して伝えたいと思います。江戸文化の心意気、意気地、誇りを粋と掛け合わせて表現したいと思います。


2025年大河ドラマ「べらぼう~つたじゅうえいゆめばなし~」

【物語】
18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。
血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
折しも、時の権力者・田沼意次おきつぐ(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二(尾美としのり)などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見出だした才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。
しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる……蔦重は、その後も幕府からの執拗しつような弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う……。
命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった……。

2025年1月5日(日)スタート
毎週日曜 総合 午後8:00~8:45ほか

作:森下佳子
主演:横浜流星(蔦屋重三郎役)

制作統括:藤並英樹
プロデューサー:石村将太、松田恭典
展開プロデューサー:藤原敬久、積田有希
演出:大原拓、深川貴志、小谷高義、新田真三
公式Xアカウント:@berabou_nhk