今年で3年目を迎える「新・介護百人一首」。
介護する方、介護される方が暮らしの中で感じる憂いや悲しみ、笑い、そして優しさを短歌に詠み、毎年大きな反響を呼んでいます。全国から寄せられる作品も年々増えて、昨年度は6,427人から13,036首もの応募がありました。
その中から選ばれた入選作100首を、ステラnetで掲載中です。作者の詞書(ことばがき=短歌を詠んだ背景を説明した文章)や著名人から寄せられた感想なども一緒にご覧いただけます。
▼ステラnet「新・介護百人一首」ページはこちら!▼
https://steranet.jp/list/poems
また月刊誌『ラジオ深夜便』でも毎号2首を取り上げ、選者の評を添えて紹介しています。そちらもチェックしてみてください。
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https://www.nhk-fdn.or.jp/radio/
そしていよいよ2023年度「新・介護百人一首」の応募が始まりました。
「新・介護百人一首」は回を重ねるごとに若い世代からの応募が増え、今では半数以上が10代の作品です。昨年度の最高齢は103歳と幅広い年齢層から参加をいただいています。
日々の介護の中で、小さな気づきや何気ない出来事を短歌に詠むと心がふっと軽くなります。また介護の短歌に触れることで懐かしい人を思いだしたり、介護士さんの細やかな気配りに気づいたりすることも――。「新・介護百人一首」がそんな身近な存在になれば幸せです。
皆さんの参加をお待ちしています!(応募は9月15日まで)
▼応募はコチラから!▼
https://www.nhk-fdn.or.jp/kaigo/
(文/NHK財団 冨澤 緑)