◯倉科カナ(柳沢吉保役)

綱吉(仲里依紗)への忠誠心を誰よりも強く持つ美しき側用人。

●倉科カナさん コメント
吉保の静かに蠢く感情、深い愛、愛ゆえの憎悪、演じていてとても苦しく、最後の最後までもやはり虚しくて。
でも、その抱えているもの全てを表面に出さず、ただただ寄り添い見つめている吉保の気高い姿。
表立って華やかな役柄ではないですが、ぜひ吉保の愛の行き着く先へも注目していただけたら嬉しいです。


【作品全体のあらすじ】

江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「あかづらほうそう」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。

対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。

江戸城でも3代将軍家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった。

※「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」は第5回(2月7日火曜)より放送開始。