「深夜便のうた」は、大人が口ずさめる歌を「ラジオ深夜便」から発信しようと、2006年に始まりました。 2か月に1曲、新曲をリスナーにお届けしています。2023年2~3月放送のうたは、タブレット純さんが歌う「銀河に抱かれて」です。
「銀河に抱かれて」
作詞:髙畠じゅん子
作曲:タブレット純
編曲:飯島奏人
タブレット純 メッセージ
AMラジオを聴くのが好きで、「にっぽんのメロディー」などNHKの番組も幼少より愛聴させていただいてきました。「ラジオ深夜便」も長いこと毎晩聴きながら眠りについておりますので、今回、「深夜便のうた」を担当するという幸せを授かり大変うれしく思っております。
メロディーは明け方、夢に出てきたものを起きてすぐに録音しました。眠っているときにしみ出た音楽ならば、深夜に心地よいのではないかと……。
歌詞は髙畠じゅん子先生に書いていただきました。先生とは何度かご一緒させていただいておりますが、旋律の機微に当てはまる言葉を選んで、かつ全体の調和をなしているところに毎回、作詞家魂を感じています。今回は、銀河と孤独、そして感謝のイメージを曲感に込めたのですが、打ち合わせなしで感じるままに書いていただいたのに、その世界観の詞になっていたことに驚きました。
「ラジオ深夜便」は眠りの波打ち際にさざめく銀河のよう。そんな番組の星の一つになれて、幸せに思っております。
メロディーは明け方、夢に出てきたものを起きてすぐに録音しました。眠っているときにしみ出た音楽ならば、深夜に心地よいのではないかと……。
歌詞は髙畠じゅん子先生に書いていただきました。先生とは何度かご一緒させていただいておりますが、旋律の機微に当てはまる言葉を選んで、かつ全体の調和をなしているところに毎回、作詞家魂を感じています。今回は、銀河と孤独、そして感謝のイメージを曲感に込めたのですが、打ち合わせなしで感じるままに書いていただいたのに、その世界観の詞になっていたことに驚きました。
「ラジオ深夜便」は眠りの波打ち際にさざめく銀河のよう。そんな番組の星の一つになれて、幸せに思っております。
タブレット純(たぶれっとじゅん)
1974(昭和49)年生まれ。幼少時よりAMラジオを通じて古
い歌謡曲に目覚め、思春期は中古レコードを蒐集しながら愛聴、研究に没頭する日々を送る。高校卒業後は古本屋、介護職などを経て27歳のとき、ある日突然ムード歌謡の伝説的グループ「和田弘とマヒナスターズ」に芸名「田渕純」としてボーカルで加入。以後2年間和田弘氏逝去まで同グループにて活動した。グループ解散後都内のライブハウスにてネオ昭和歌謡、サブカル系のイベント出演のほか、2011(平成23)年1月、寄席・お笑いライブにも進出。ムード歌謡漫談という新ジャンルを確立し、異端な存在となっている。
取材・文/河上いつ子
(月刊誌『ラジオ深夜便 』2023年2月号より)
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