1970年代初頭。作詞家・阿久悠は、森昌子や桜田淳子などを次々と世に送り出していた。そんな阿久は、音楽プロデューサー・酒井政利が手がけるアイドル山口百恵を強く意識する。そして、まったく新しいアイドルを模索し、ピンク・レディーをデビューさせることに。日本音楽界は空前の黄金時代へと突入する——。極上のエンターテインメント。
2023.12.06 吉田潮