最後の○○ ~日本のレッドデータ~「草彅剛が迫る最後の技術第4弾」
放送予定:8月12日(金) 午後10:00~10:59(BSプレミアム・BS4K同時放送)
MC:草彅剛、川﨑理加アナウンサー ナレーター:川栄李奈 ゲスト:舞の海秀平

唯一無二の職人の技、その地域だけにつたわる伝統の味・・・。いま、日本には人知れず消えつつある数多くの「最後の○○」がある。

今回登場するのは、土俵、大銀杏、のぼりなど、国技を陰で支える職人、伝統工芸に輝きを与える炭職人。番組MCの草彅剛が「最後の○○」に光を当て、不屈の信念や生きざま、知られざる価値に迫る。


●今回紹介する「最後の○○」

最後の「大相撲の道具職人」
……彼ら
がいなければ、国技が土俵際に!?
 

 

いま、大相撲を陰で支えるさまざまな道具が絶滅の危機に瀕している。力士のまげを結うために使う「すき油」。独特のツヤと粘りは島田陽次さん(49)しか生み出すことができない。「土俵のわら」を作る職人・酒井裕司さん(47)は、自ら開発した技術とこだわりで神聖な舞台を守る。
 

のぼり職人の吉田稔さん(82)は手書きの文字に力士への思いを込める。
第69代横綱・白鵬の宮城野親方のインタビューを交えながら、大相撲の伝統を守る職人たちの信念に迫る。


最後の「駿河炭職人」
……“輝き”を生み出す職人が歩んだ苦節人生

 

伝統工芸・輪島塗をはじめ、工業用品、アート作品に輝きを与える研磨用の炭「駿河炭」。木の繊維がミクロのレベルで天然のおろし金となり、素材を傷めずに磨き上げる。最高品質で駿河炭を作る唯一の職人、木戸口武夫さん(62)。

山奥に分け入り、希少な原木を切り出すことから始め、3日3晩泊まり込みで炭を焼く。30代で脱サラし、炭焼きの道へ。認められる駿河炭を作るまでには、苦難の道のりがあった……。

●ミニコーナー 絶滅危機にある飯「ゼツメシ」
いま日本各地に絶滅の危機にある郷土料理、ご当地料理が存在する。その知られざる食文化に迫る。
○バタバタ茶(富山県朝日町)○重箱うどん(愛知県津島市)○潮かつお(静岡県西伊豆町)