岡山県西部に位置する備中(びっちゅう)地域。南は瀬戸内海、北は中国山地に抱かれています。宿場町としての面影を残す小田郡矢掛町(やかげちょう)を萬木善之リポーターが紹介します。
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岡山駅から伯備線―井原鉄道を乗り継ぎ約50分で、倉敷の奥座敷ともいわれている矢掛町(矢掛駅)に到着します。私の住む笠岡市からは路線バスで行くことができます。
江戸時代に参勤交代の宿場町として栄え、 “おもてなしの心”は今でも町の人々に受け継がれています。
自然を楽しむ散策はもちろん、和菓子作り・備中神楽のお面の絵付けなど、体験型の観光も充実しています。
また、今年*3月下旬にオープンした「道の駅」は駅舎が商店街への入り口になっているという珍しい道の駅です。 コロナ禍が落ち着いたら、ぜひ初夏の山陽道へお出かけください。
(*月刊『ラジオ深夜便』2021年5月号より)
萬木 善之(まんき よしゆき)
フラワーアートディレクター。植物の可能性をさまざまな形にし、日々の生活に驚きと潤いを提案している。「日本列島くらしのたより」に出演中。
倉敷の奥座敷 やかげ観光ネット
https://www.yakage-kanko.net/
(月刊『ラジオ深夜便』2021年5月号より)
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