地域の防災力向上を目的に、2020年よりスタートした公共メディアキャンペーン防災減災。今年度は「みんなで助かるために」をテーマに、さまざまな取り組みが実施される。

そのプロジェクトの一つ、「みんなで助かるコール」では、デジタル世代の若年層が大切な人に電話をかけて真剣に避難を呼びかけることで、実際の避難行動につなげ、ひとりでも多くの命が救われることを目指している。その啓発動画に出演する、お笑い芸人/ボディビルダーのなかやまきんに君に、災害時の声かけの大切さ、そして「NHKニュース・防災アプリ」の活用について聞いた。

なかやまきんに君

僕の地元の福岡は、台風などの水害が多い地域。ですから、大雨のニュースなどが流れた際、実家によく電話をしていました。「人からの声かけ・近隣住民の避難」で、避難につながったと答えた人が30%以上というデータ(2018年 西日本豪雨・住民避難アンケート NHK)もあります。

例えば、災害情報をテレビで見ても、「自分は大丈夫だろう」と考えてしまうこともあるかと思います。けれど、身近な人から電話で避難を呼びかける連絡がきたら、何かしらの行動をとると思うんです。自分自身、「声かけ」の大切さを再認識しましたし、今回のキャンペーンを通して、直接電話をする大切さをぜひ知っていただきたいですね。

また「NHKニュース・防災アプリ」では、地域ごとの災害情報がチェックでき、河川のライブ映像も見ることができるんです。ぜひ皆さんにも活用してほしいです。微力かもしれませんが、こういったサービス・情報を少しでも多くの人に知ってもらえるように今後も頑張っていきたいです。

▼なかやまきんに君出演の動画はこちらから▼
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/


最新情報をいち早く! 活用しよう!
「NHKニュース・防災アプリ」

ニュースや天気はもちろん、各地の災害・気象情報をすぐに知ることが可能です。

地域は、最大3か所まで市区町村単位で設定可能(3か所+現在位置)。住んでいる地域のほか、家族や友人などの地域を登録しておけば、即時に情報を得ることができます。大切な人を守るために、みんなで助かるために、「NHKニュース・防災アプリ」を活用してみませんか。

▼「NHKニュース・防災アプリ」ダウンロードはこちらから▼
https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/index.html