「俺の中にある“マグマ”、全部伝えてみようと思う」
俳優・小栗旬の素顔に迫る！

密着400日、小栗旬の素顔に迫る―。ドラマや映画、舞台で活躍を続ける俳優・小栗旬（39）。初主演を務め話題沸騰の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（北条義時 役）の舞台裏にカメラが完全密着した。撮影100時間を超える長期取材で、知られざる小栗の素顔に迫る72分スペシャル。

「撮られたくないものはないです。聞かれたくない質問もないです」
2020年12月の取材初日、小栗はこう言い放った。そして、その言葉どおり、みずからが建てた稽古場やジムでの役作り、楽屋での過ごし方、移動の車中まで、カメラを全て受け入れた。

だが小栗に密着したディレクターは、すぐに面食らった。「今の俺を撮ってもおもしろくない」「芝居のこだわりなんてない」「流儀なんか一つもない」と弱音を吐き、はぐらかし続ける日々。

「常にスポットライトを浴びてきたスター俳優」「強気でトガった男」、そんなイメージは覆された。なぜ小栗はこれほどまでに、自分を卑下するのか…？

そんなある日。予期せぬ出来事をきっかけに、小栗が胸に秘めた思いを口にし始めた。これまで決して語ってこなかった苦悩や葛藤。悲しみ。怒り。そして言った。

「俺の中にある“マグマ”、全部伝えてみようと思う」

NGなしの真剣勝負。
39歳、等身大の素顔。
最後の最後に見つけた、小栗の流儀。