仕事の流儀には、その人の生き方が表れる――。
超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」。
12月30日の放送では、現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」で主人公・米田結を演じる俳優の橋本環奈さんを特集。Xのフォロワー数は日本人女性俳優最多の480万(2024年12月時点)。時代を象徴する俳優として、若い世代から圧倒的な支持を得ています。
番組では、「おむすび」の舞台裏をはじめ、数々の橋本環奈さんの仕事場に密着。しかし、どこまで追いかけても見えてくるのは明るく快活な姿ばかり。そんなあるとき、撮影の合間にふと橋本さんがこぼしたひと言から、その孤独な苦悩と知られざる闘いの日々を知ることになります。
かつて“千年に一人の逸材”と言われ、今も大きな期待を背負い続ける橋本環奈さん。これまで決して明かすことのなかった、25歳の素顔に迫ります。
【橋本環奈さんより、7か月の密着を振り返って メッセージ】
最初からずっと私は密着に向いてないよって言っていましたが、本当に今でも思っていて、番組が成り立っているのか不安で仕方がないです! 今回、長期密着取材をしていただき、私自身も初めて話した言葉や裏表なくまっすぐに伝えた言葉がたくさんあって、自分にとってコアな部分だとか、密着でいう「裏」みたいなところがたくさん撮れたのではないかなと思います。皆さんが番組を見てどう思ってもらえるかは分からないですけど、すごく楽しみだなと思います。
【担当ディレクターが語る見どころポイント! ディレクター・久保田 暁】
とにかくよく笑い、よく食べ、よくしゃべる橋本さん。そんな屈託のない一面をのぞかせたと思えば、人からどう見られているのか、計算高い一面ものぞかせる。とても複雑な問いを突きつけられているような取材の日々でした。収録終わり、いつもすっぴんでインタビューを受けてくださる橋本さんに、どこか嘘のつけないその人柄が映し出されているのではないかと思っています。25歳の橋本環奈さんの"いま"を、ぜひご覧ください。
【プロフィール】
はしもと・かんな
1999年生まれ、福岡県出身。小学生のころから地元で芸能活動を続け、2011年公開の『奇跡』に映画初出演。2016年公開の映画『セーラー服と機関銃-卒業-』で初主演。同作で第40回日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞。2022年上演の舞台『千と千尋の神隠し』では主演の千尋を務め、第47回菊田一夫演劇賞「大賞」を受賞し、2024年にはロンドン・コロシアムでも上演された。主な出演作に、ドラマ「今日から俺は!!」「王様に捧ぐ薬指」、映画『キングダム』『銀魂』『春に散る』など多数。NHKでは「NHK紅白歌合戦」を第73回・74回の2年連続で司会を務めたほか、戦後75年特集「戦争童画集~75年目のショートストーリー~」に出演。2024年秋スタートの連続テレビ小説「おむすび」ではヒロインの米田結を演じる。
プロフェッショナル 仕事の流儀 橋本環奈スペシャル
12月30日(月)総合 午後7:30~8:42
語り:橋本さとし、麻生久美子