「アンパンマン」の生みの親である、やなせたかしと、その妻・小松のぶの夫婦をモデルに描く、2025年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」。

このたび、ヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)とその夫・やなたかし(北村匠海)に大きな影響を与える、新たな出演者が発表されました。


風来坊のパン職人/むら草吉そうきち役 阿部サダヲ連続テレビ小説出演歴 「かりん」「こころ」

どこからともなくふらりと高知にやって来た、謎の男。お金にうるさく口は悪いが、パン作りの腕はたしかである。ヒロイン・朝田のぶと柳井嵩の人生に大きな影響を与えていく。

【阿部サダヲさんのコメント】
――ご出演が決まったときの思い、屋村役を演じることへの意気込みをお聞かせください。

「風来坊のパン職人」という、とても魅力的な役! ワクワクしています! どこから来て、どこへ行くのか? 目的は何なのか? 等々、今のところ謎がたくさんあって、台本を頂くのが楽しみです!

「なんのために生まれて なにをして生きるのか」
「なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ」
この歌詞が元々すごく好きだったので、連続テレビ小説で関われることが嬉しいです! よろしくお願いします。

――連続テレビ小説出演作品での思い出、または“朝ドラ”の印象をお聞かせください。

朝ドラは「こころ」(2003 年)以来で約20年振りとなります! 観た方に身近に感じて頂けるのか、役名で声をかけられるようになった事を覚えています。

――やなせたかしさんの作品のイメージや好きなキャラクターは?

あたたかくて、平和なイメージです。

――高知の印象や思い出はありますか?

ドラマにも出てくると思いますが、土佐弁ですね。まだ行った事がなく、楽しみにしています。


【制作統括/倉崎憲 チーフ・プロデューサーのコメント】

日本の朝には、阿部サダヲさんが必要です。
朝ドラに阿部サダヲさんが出てくると想像するだけで、なんだか元気が湧いてくる気がしませんか? そんな想いから、オファーさせていただきました。

これまで大河ドラマ「平清盛」「いだてん」でご一緒させていただいたのですが、現場での誰に対してもいつも飾らない姿、でもカメラが回ると一瞬で役に切り替わる姿に感銘を受け、朝ドラでもご一緒させていただけることに心から嬉しく思います。

中園ミホさんがユーモアたっぷりに描く“風来坊のパン職人”屋村草吉役と周りのキャスト陣が織りなす会話劇をお楽しみください!


「あんぱん」番組ロゴも決定!

【ロゴデザイン/伊達美貴子(NHK 映像デザイン部)のコメント】

「あんぱん」の台本を読み、勢いがありぐでおちゃなキャラクターの主人公・朝田のぶを文字であらわすとどうなるのかと思った時、やなせたかしさんの手書きの文字がまず頭に浮かびました。彼のユニークで動きのある文字がとてもわいらしくこの番組の“のぶ”を表現するのにふさわしいフォントだと感じました。やなせさんの文字の特徴と彼の描く世界観を生かしながら、「あんぱん」で描いていくヒロイン・のぶの勢いをイメージしてロゴをデザインしました。


【ドラマのあらすじ】
昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、あさのぶ(今田美桜)です。一方、幼い時に父を病気で亡くしたやなたかし(北村匠海)は、伯父の家に引き取られ、転校先の学校でのぶに出会います。
戦争の足音が近づく頃、女子師範学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・ひろを戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。
のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と高知の新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、2人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。
のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待っているわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなくトイレは共同。天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と2人は結婚。『手のひらを太陽に』『アンパンマン』が世に出るのは、まだ先のことです――。

2025年度前期 連続テレビ小説「あんぱん」

2025年春放送スタート
作:中園ミホ
制作統括:倉崎憲
プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介
演出:柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大ほか