プレミアムドラマで映像化され、話題を呼んだ『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く、内館牧子原作の「老後」小説のドラマ化第3弾! 今回は、老人VS若年に切り込みます。

物語の舞台は、埼玉県川越の近くの街。そこに住む戸山一家を中心に、会社を娘の夫に譲ったはずの主人公・戸山福太郎をはじめとする近所の老人5人=“老害五重奏”がコロナ禍に巻き起こす騒動と、家族たちの群像活劇です。

双方の本音がぶつかった先に、何が待ち構えているのか。期待が高まります。

【物語】
双六やカルタ、ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の前社長・戸山福太郎(伊東四朗)は、娘(夏川結衣)の夫(勝村政信)に社長を譲ってからも出勤し、誰彼かまわず捕まえては同じ手柄話をくり返す。
父親の「老害」に、ある出来事から耐えきれなくなった娘が、とうとう現実社会ではまず言えない本音を叩きつける。父親は反省し、その寂しそうな姿に娘は言い過ぎたと落ち込むが、福太郎は逆襲を企んでいた。
近所の老人5人と手を組み、若年層が理想の老後像だと押し付ける趣味や挑戦などの「自分磨き」ではない、誰かの役に立つ自分を求めて行動を起こす。
コロナ禍の老人たちと、家族や社員や近所の人たちまで巻き込み、それぞれの立場や本音が入り乱れながらも、互いになにかを感じ始め、自分たちの足元を見直す人々のリアルバトルドラマ。

【主な出演者】
戸山福太郎……伊東四朗
戸山明代………夏川結衣
戸山純市………勝村政信
吉田武…………前田吟
吉田桃子………日色ともゑ
林春子…………白川和子
竹下勇三………小倉蒼蛙(小倉一郎改め)
林里枝…………羽田美智子
山本和美………高橋惠子
村井サキ………三田佳子

戸山福太郎役 伊東四朗さんのコメント

内館さんのドラマはこれで4回目です。
NHKでは朝ドラ「私の青空」以来です。
さて、今回は「老害の人」です。
私、ピッタリの年齢になりました。
周りにどれ程の影響を与えているのかシッカリ見て下さい。 


プレミアムドラマ「老害の人」(全5話)

5月5日(日)スタート 毎週日曜 BSP4K・NHKBS 午後10:00~10:49
原作:内館牧子
脚本:真辺克彦、小嶋健作、大島まり菜
音楽:安川午朗
制作統括:遠藤日登思(アミューズ)、小松昌代(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
演出:松岡錠司
制作:アミューズ