◯本多力(鷹司信平役)

公家出身で綱吉の御台所。右衛門佐(山本耕史)を京から呼び寄せる。


〇徳重聡(伝兵衛役 or お伝の方)

綱吉の側室で、世継ぎである松姫の父。


〇中川大輔(秋本役)

御台所・鷹司信平(本多力)付きの中臈であったが、右衛門佐(山本耕史)の部屋子となる。


【作品全体のあらすじ】

江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「あかづらほうそう」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。

対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。

江戸城でも3代将軍家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった。

※「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」は第5回(2月7日火曜)より放送開始。