大河ドラマ「どうする家康」の初回放送日である1月8日(日)、物語の主な舞台地である東海地域では、キャストが3都市(静岡市・浜松市・岡崎市)を順にめぐり、トークイベントを開催。

午前11時からの静岡市 出陣式、午後2時45分からの浜松市 出陣式を終え、午後5時より岡崎市民会館(あおいホール)にて「東海プレミアリレー in 岡崎 パブリックビューイング」が行われた(来場者:954人)。BSプレミアムの放送に合わせ、第1回の放送を視聴したほか、松本潤、有村架純、山田裕貴、杉野遥亮、大森南朋のトークショーも開催。登壇者のコメントを紹介!


■徳川家康役 松本潤 コメント

いよいよ初回の放送が始まりました。きょう1日で東海地方の3か所を訪れることができ、いかに家康公が広く愛されているかが分かりました。そのこと自体が人物の大きさを表していると感じました。生誕の地、岡崎に来て、私自身、演じるにあたっての初心にかえった気持ちです。家康公への愛を感じ、ゆかりの方々が今もなお残っていること、そして歴史が続いていることを肌で感じました。

クランクインは去年6月で、最初の1か月は名古屋での撮影でしたが、みんなで食事もして、家臣団の団結力のもとができました。みなさんにとって大切な家康公を精いっぱい演じます。時代は違えど、今に響くメッセージやヒントが詰まっているので、これから最後まで楽しんでください。


■瀬名役 有村架純 コメント

瀬名という女性は“悪女”というイメージがありましたが、今回の脚本では、瀬名の人物像を「本当はそうではなかったのでは?」と逆説のところに注目しています。様々な状況が移り変わる時代のなかで、瀬名は愛する家康公を信じる強い心を持った女性で、誰かを愛しく大切に思う心は現代にも通じると感じています。

私も第1話を見て、ここから壮大な物語が始まるんだなと思いました。殿をはじめ、みなさんが懸命に役を生きている姿を撮影現場で見ているので、その思いが一人でも多くの人に届けばいいなと思います。


■本多忠勝役 山田裕貴 コメント

私自身が愛知県出身で、岡崎が本多忠勝の生誕の地でもあることに思いをはせ、岡崎の空気を感じとることで、役として近づいていきたいです。多くの方々に来ていただけたことは、この大河ドラマへの期待値でもあると思います。

ドラマでは、序盤、家康に対して生意気だった忠勝の思いが、今後、どうなっていくのかが自分でも楽しみです。自分も、どうする家康が盛り上がるための力になれればと思っています。応援よろしくお願いします。


■榊原康政役 杉野遥亮 コメント

きょう、東海地方の3か所を訪れたことで、大河ドラマの一員として、地に足がつけられたと感じています。気持ちも引き締まり、誠心誠意がんばっていきます。ドラマで、私は小姓の役柄から始まり、これから更にいろいろな人物が登場して楽しくなっていきます。家康とともに家臣団も成長していきます。台本を読んでいても面白い作品なので、ぜひ見ていただきたいです。


■酒井忠次役 大森南朋 コメント

歴史の文献を読むと、酒井忠次は、頭の切れる人物であり、場を宴会芸で盛り上げていたという説もあり、楽しんで演じています。脚本もテンポ感がすごく良いです。解釈の部分で「こういう角度から描くのか!」と思うことがあり、現代に通じるようなコメディタッチなところもあります。必ず最後まで見ていただきたいです。よろしくお願いします。