「深夜便のうた」は、大人が口ずさめる歌を「ラジオ深夜便」から発信しようと、2006年に始まりました。 2か月に1曲、新曲をリスナーにお届けしています。2022年12月~2023年1月放送のうたは、T字路s(ティージロス)の『夜も朝も午後も』です。
『夜も朝も午後も』
演奏:T字路s
作詞:伊東妙子
作曲:T字路s
T字路sメッセージ
「深夜便のうた」に決まったとき、うれしいのと同時に武者震いがしました。私自身、日々、四六時中ラジオを聴きながら生活していて、ラジオは生活の一部であり、リズムであり、欠かすことができないものです。そして、深夜ラジオにはほかの時間帯とはまた違う寄り添い方をしてくれる特別な存在という思いを抱いていたからです。
『夜も朝も午後も』は、自分が夜更けにひとりラジオを聴いているとしたら……という想像から生まれました。するすると最初から最後までメロディーが浮かんできて、その勢いで詞も「ラジオ」をテーマにしようと考えました。こんなにラジオが好きなのにラジオをテーマにした曲を作るのは初めてなので、私のラジオ愛が一気にあふれ出して、これもまた一気に詞が付きました。
ふとラジオから流れてきたこの曲が、誰かの胸にポッと明かりをともしてくれたら、という思いで作りました。ラジオって糸電話のような、無数の一対一だと感じています。それぞれの「ラジオ」に重なってくれたらうれしいです。気に入っていただけますように……。
『夜も朝も午後も』は、自分が夜更けにひとりラジオを聴いているとしたら……という想像から生まれました。するすると最初から最後までメロディーが浮かんできて、その勢いで詞も「ラジオ」をテーマにしようと考えました。こんなにラジオが好きなのにラジオをテーマにした曲を作るのは初めてなので、私のラジオ愛が一気にあふれ出して、これもまた一気に詞が付きました。
ふとラジオから流れてきたこの曲が、誰かの胸にポッと明かりをともしてくれたら、という思いで作りました。ラジオって糸電話のような、無数の一対一だと感じています。それぞれの「ラジオ」に重なってくれたらうれしいです。気に入っていただけますように……。
T字路s(ティージロス)
2010(平成22)年に結成された伊東妙子(Gt,Vo)と篠田智仁(Ba/COOL WISE MAN)の2人によるギターボーカル、ベースのデュオ。2017年、初のオリジナルアルバム『T字路s』を発表。2019年にセカンドアルバム『PIT VIPER BLUES』、結成10年を迎えた2020(令和2)年にはサードアルバム『BRAND NEW CARAVAN』をリリース 。2022年にはカバーアルバム『COVER JUNGLE1』をリリース、同アルバムをひっ提げて行った全国ツアーはソールドアウトが続出、同年行われたフジロックフェスティバル等、数々のイベントにも出演し、各地で好評を得る。そのブルースやフォーク、ロックンロールを飲み込み、ジャンルを超えた音楽が多くのファンたちの心をわしづかみにしている。
取材・文/河上いつ子
(月刊誌『ラジオ深夜便 』2022年12月号より)
購入・定期購読はこちら
12月号のおすすめ記事👇
▼前しか向かない、だから元気! 池畑慎之介
▼闘う現代美術家 村上隆の世界
▼毎日が終活 菊田あや子
▼深い呼吸で心を穏やかに 本間生夫 ほか