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「ヘブンズ・ドアー 今、心の扉は開かれる———」相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴が、編集者の泉京香とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうドラマ「岸辺露伴は動かない」。

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで世界的な人気を誇る荒木飛呂彦・原作の漫画を高橋一生・主演で実写化。2020 年末(第 1~3 話)、2021 年末(第 4~6 話)の放送に続き、第3弾となる新作エピソード、ゲスト出演者、放送日時が決定。新ビジュアル&高橋一生さんからのコメントとあわせてお知らせします!


ドラマ「岸辺露伴は動かない」
第7話「ホットサマー・マーサ」 12 月 26 日(月) 総合 午後 10:00~10:54
第8話「ジャンケン小僧」 12 月 27 日(火) 総合 午後 10:00~10:54

写真左上から時計回りに、岸辺露伴役:高橋一生、泉京香役:飯豊まりえ、大柳賢役:柊木陽太(第8話ゲスト)、イブ:古川琴音(第7話ゲスト)

【高橋一生さんからのコメント】

2020 年にこの作品に参加させて頂いた時は此処ここまで多くの方に期待して頂ける作品になるとは思いもしませんでした。
原作を愛するファンの皆さんを思えば思うほど、誰の顔色も伺わない純粋な思いを俳優部として露伴と作品に注いできました。

露伴が口にするリアリティとは、現実にはあり得『ない』ことではなく、現実にあり得る『かもしれない』ことであり、彼は自分の世界と可能性を拡げる為にリアリティを求めて世界と向き合うのかもしれません。
現実を決めつけない彼のしなやかで強い姿勢は、作品を通して僕にも多分に影響を及ぼしました。

実際、第1期の撮影時から世界は変わりましたし、現実にはあり得ない、起こりえなかったはずのことが立て続けに現実になりました。
その世界に納得出来ずとも尚、現実を受け入れ、更新し、向き合っていく。露伴ならどうするでしょうか。

3期目になり、当初と変わらない円熟したこの作品のチームは、原作漫画世界に敬意を払いながら、現実にあり得るかもしれない、と見て下さった方々に思って頂ける説得力の構築を実写化の意義と感じながら作品作りをしてきました。
思いははじめから変わっていません。
引き続き、このあり得るかもしれない奇妙な世界をお楽しみ頂けたらと思います。


【あらすじ】
第7話「ホットサマー・マーサ」

長らくリアルな取材ができず、うつうつとしていた露伴は、バキンと名付けた子犬を連れて散歩に出かける。夏の強い日差しとマスクのせいでもうろうとしながら、見知らぬ神社に迷い込むと、そこには根元に大きな洞のある巨木があった。洞を塞ぐ柵の隙間をのぞくと中はほこらのようだった。興味を引かれた露伴は中に入るが、気がつくとバキンを抱いたままうずくまってしまっていた。祠を出て家に戻ると、ところどころ様子がおかしいことにいぶかしさを覚える露伴。さらには、自分のベッドにはシーツにくるまった若い女(イブ:古川琴音)がいて…。

第8話「ジャンケン小僧」
京香と打ち合わせ中の露伴のところに、漫画『ピンクダークの少年』を持ったファンの少年(大柳賢:柊木陽太)が突然尋ねてきた。ところが露伴は、仕事場にいきなり来るのは良くないと言って玄関扉を閉め、追い返してしまう。再び露伴の前に現れた少年は、今度はやぶから棒にジャンケンしようと提案する。行く先行く先に現れては、執ようにジャンケンを挑んでくる少年に露伴は…。