私たちが暮らす日本という国のルーツには、まだ解明されていない壮大なミステリーがある――。いま、そうした古代史の謎に迫る新発見が相次いでいます。

この国の黎明期に活躍した邪馬やま台国たいこくの女王・卑弥呼ひみこや、ヤマト王権の支配者・倭の五王たちは、いかにしてこの国をまとめあげていったのでしょうか?

専門家の考証をもとに、卑弥呼や倭の五王の物語を波乱万丈の歴史ドラマとして映像化。最新の科学分析や考古学調査の新知見から、古代史のミステリーを解き明かします。


第1集「邪馬台国の謎に迫る」

3月17日(日) 総合 午後9:00~9:49

第1集は、邪馬台国の謎に迫ります。

邪馬台国はどこにあったのか。有力候補といわれる佐賀・吉野ヶ里遺跡と、奈良・纒向まきむく遺跡の研究最前線を取材。1年単位で遺跡の年代を探る最新研究から見えてきた新事実も紹介します。

群雄割拠だった古代の日本で、争いを終わらせる使命を背負っていた卑弥呼。その前に、強大な宿敵、狗奴くなこくが立ちふさがります。

危機に立たされた卑弥呼の切り札は、三国志の時代の中国で、・呉・しょくのパワーバランスを巧みに利用した外交戦略にありました。卑弥呼に迫り来る死期、その決断は日本列島の歴史をどのように動かしていったのでしょうか。

未知の古墳のAI 調査や、大規模な実験を交えながら、古代史最大のミステリーといわれる卑弥呼と邪馬台国の謎に迫ります。

グローバルな視点で卑弥呼の時代を映像化。
宿敵・狗奴国との戦いの行方を、古墳のAI調査から読み解く。
卑弥呼の墓ともいわれる箸墓古墳 実験から前方後円墳の秘密に迫る
歴史ドラマ出演:シシド・カフカ(卑弥呼役)、宍戸開(卑弥呼の宿敵・ヒミココ役)、濱正悟(卑弥呼の弟役)、木場勝己(邪馬台国連合の王役)、松尾諭(王役)ほか
スタジオ出演:シシド・カフカ、前川泰之、原菜乃華

第2集「ヤマト王権 空白の世紀」

3月24日(日) 総合 午後9:00~9:49

第2集は、卑弥呼の死後、日本列島で勢力を拡大したヤマト王権の謎に迫ります。

同時代の中国の歴史書に記録がない「空白の4世紀」について、ヤマト王権が驚くべき技術革新を成し遂げていたことが明らかになってきました。奈良・とみ丸山まるやま古墳で見つかった、東アジア最大という鉄剣「蛇行剣」と、前例のない形の「盾形銅鏡」を手がかりとして、真相に迫ります。

近年、海を渡った韓国では、ヤマト王権のシンボルといわれる前方後円墳が発見されています。実はヤマト王権は、戦略物資だった鉄を獲得するため、朝鮮半島に進出。強大な騎馬軍団を誇ったこう句麗くりと、れつな戦いを繰り広げていました。

ヤマト王権を率いた「倭の五王」たちは、どん欲に海外の先端技術を吸収。変化を恐れないダイナミックな戦略で対外的な危機を乗り越え、統一国家を築いていきます。

グローバルな視点から見えてきた古代日本の歴史。日本列島の広大な地域を支配体制に組み込み、日本という国のいしずえをつくったヤマト王権の躍進の原動力に迫ります。

ヤマト王権をリードした倭の五王 「空白の世紀」の謎に迫る。
東アジア最大という鉄剣「蛇行剣」。実験から、技術革新の秘密を解き明かす。
強大な騎馬軍団を擁した高句麗と倭国の熾烈な戦いを映像化。
歴史ドラマ出演:前川泰之(倭の五王役)、麿赤兒(高句麗 長寿王役)、忍成修吾(高句麗 広開土王役)、松田悟志(倭国の使者役)ほか
スタジオ出演:前川泰之、シシド・カフカ、原菜乃華

NHKスペシャル「古代史ミステリー」

第1集「邪馬台国の謎に迫る」3月17日(日) 総合 午後9:00~9:45
第2集「ヤマト王権 空白の世紀」3月24日(日) 総合 午後9:00~9:45