笠巻さーん!!
引退はさみしいけど、お孫さんと仲良くなれそうでよかったね〜!
ついつい調べちゃったけど、笠巻さんを演じる古舘寛治さんは、現在54歳。
そんな、引退の年とかちゃうやん?って思ってたけど、名演技にだまされました……。

そうよね、古舘さんはともかく、笠巻さんは40年近くIWAKURAを支えてきたんだもんね。だいたい65〜70歳くらい? 
これからは、いいおじいちゃんとして、のんびり過ごしてほしいですよね!
んん……いや、待って。65歳で、のんびりはちょっと早くないかい??
私の周りの65歳、まだバリバリ元気だよ!

なので、ちょっと修正。
これからは、元気なおじいちゃんとして、ハツラツと過ごしてほしいですよね!
オープンファクトリーのスタッフもいいけど、新しい趣味として短歌とか、始めてみてはいかがでしょう?(笑)


驚きと納得が止まらない!「伏線回収力」がやばい件

「舞いあがれ!」も残すところ1か月に……。「ここであれ来るの!?」という伏線回収の嵐が吹き荒れていますね! 伏線回収ノック、さあ来い!ってな気分。
さて、皆さんは、どれくらい回収できていますか?(笑)

>1本目★漫才コンビ「うめづいわくら」が実現!?
かつて、舞ちゃんのお父ちゃんが会社経営がうまくいかずに悩んでいたとき、それをなぐさめたお好み焼き屋「うめづ」のお父ちゃんが、冗談で口にした漫才コンビ名。それが「うめづいわくら」だったんですが。

そうです、結婚してもお母ちゃんと一緒に暮らすことにした舞ちゃん夫婦が入った、岩倉家の表札は。まさに「梅津 岩倉」!
うわ〜、なんだよ、夫婦漫才コンビやったんかい!(←違うってば)

>2本目★由良先輩、パイロットになっていた!
大学のサークル「なにわバードマン」で知り合ったカッコいい先輩、由良先輩。
人力飛行機のパイロットを経験して以来、飛行機に夢中になっていた舞ちゃんに「航空学校を目指したら」とアドバイス。背中を押してくれた存在ですが。
由良先輩自身は、受験資格を満たしていない(たしか身長!)ということで、日本の航空学校への進学は諦めざるを得なかったんです。

ところが、なんと、今週、舞ちゃんの結婚を祝う会での会話の中で、アメリカのアリゾナでセスナ機のパイロットをしていたことが判明! グランドキャニオンを飛んでいるとか。す、すごすぎます、先輩! まさに華麗なる転職(?)

ちなみに、同じ席に座っていたのは、航空学校の同期、矢野学生こと、倫子さん。
彼女は同僚パイロットのフランス人と婚約したことを話題にしていましたが、そんなことより、倫子さんも、“パイロットを続けている”ということのほうに注目! 女性であることも、夢を実現することも諦めない、倫子さんがすてきです。

>3本目★「これもしかして、ターミガン号!」って、よく覚えてたね!
工場の騒音問題の相談に乗ってくれる市役所の人として登場したのは、なんと、「なにわバードマン」の大先輩、安川さん。

それが判明したのは、名刺の片隅にこっそり印刷された人力飛行機のイラストが、実は「スワン号」の設計のもとになった「ターミガン号」であることを舞ちゃんが言い当てたからなんですが。

いや待って。「この名刺、いいでしょ。特注です」って。市役所の人がそんなん、していいんかい?っていうツッコミは置いといて(笑)。
つながるもんですね〜。まあ、いつかどこかで来るとは思ってたよ。だって地元やんか。しかもモノづくり関係やんか。でも、ここで来るとは……(あ、浪速大学の准教授になっていた渥美先輩もね!)。

まあ、おかしいと思ってたよ。スワン号はともかく、その前の飛行機の名前まで、やけに具体的だな〜と。しかもその時点で「安川先輩」の名前まで出てたし。これは、なかなかの伏線魔だわ……。ドキドキ。

ところで、「ターミガン」は、「ptarmigan」と書いて、「雷鳥」のことですって。覚えておこう! もう出てこないと思うけど……!? ドキドキ。

>4本目★「親にそっくり古田社長」
お好み焼き梅津で開かれていた、二代目社長が集まる勉強会……いや、その後の打ち上げかな? そこで二代目社長らがワイワイがやがや。
そんな中、「万年働き手を探してまんねん」とか駄洒落を言うた、そう、あなた! たしか、古田社長さんではおまへんか?

思わず、梅津のおかみさんも「親、そっくりやな、ほんま」とツッこんでましたけど、まあ、だって、同じ役者さんですもんねえ! ちなみに、お名前は、湯浅崇さん。
調べてみたら、実に「カーネーション」以来、11作もの朝ドラに登場しているのですって。びっくり! なにやら、なじみやすいお顔だと思ったわ〜。

そういえば、初代「古田社長」は、舞ちゃんのお父さんのピンチ(機械が不調で納期に間に合わない!?)を救ってくれた恩人でもあるわけで。最初はしぶっても、最後には手を貸してくれるとこも親ゆずりってことかな(笑)。

>5本目★「スクラムを組む」、だって東大阪だもん♪
オープンファクトリーをやると決めた舞ちゃんたち東大阪の工場連。
そのイベントのキャッチコピーを考えている舞ちゃんが、夫で歌人の貴司くんにアドバイスを求めます。

「もっと、ええ表現ないかな?」
「そやなあ、『町工場がスクラムを組む』は?」

グッジョブ! 貴司くん! そう、東大阪はラグビーの街。もう採用間違いなしやわ〜! というわけで、社長たちも満足そう。そりゃそうや。

それにしても、このシーンを見て思い出したのは、以前、舞ちゃんのお父さんが、会社のCI(コーポレートアイデンティティ)を考えていたときのこと。あのときも、お父ちゃん、お母ちゃんと相談しながら決めてたもんな〜。
そのときは、貴司くんは、システムエンジニアとして、ホームページの作成を手伝ってたよね。懐かしい……。

ちなみに、お父ちゃんが決めたCIは、「小さなネジの、大きな夢。」。
今でもIWAKUWAのスローガンです。お父ちゃん〜〜〜〜! 夢、受け継がれてますよ! 舞ちゃん、小さいけど、「飛行機」作ってましたよ!(←家族?)


その、「オープンファクトリー」って何ですか!?

ちょっと先走ってしまいましたが、そうなんです!
舞ちゃん、「オープンファクトリー」に参加してもらった親子に、小さな飛行機の模型を作ってもらうことを提案。
「飛行機、好っきゃなあ」って、誰か、言ってましたね(笑)。
しかも、けっこうカッコいいし。元なにわバードマンの安川さんや渥美さんがノリノリなのも、ちょっと楽しい。

それにしても、「オープンファクトリー」って何?
そこからですか? そこからいきましょう!
ちょっと調べてみると、工場など、モノづくりをしている作り手が、その現場を一般に公開し、来場者にモノづくりを実際に体験してもらうという取り組みのこと。けっこう、あちこちで行われているようです。

教えてくれたのは、新聞記者の御園さん。
騒音の苦情が出るのは、工場が閉鎖され、その跡地に住宅が立つから(つまり、それまでよりも工場と住宅の距離が近い)。そして、工場が出す音を騒音と感じるのは、工場と街の人とのつながりが薄いから。なるほど〜という感じです。
田舎育ちの見る子にはわからなかったけど、そういうこと、あるんだろうなあと思いました。

それに、確かに工場見学とかが、すごく流行っていた時期があったなあと。ものづくりの工程って、けっこう見てると面白いもんね。

だけど、1つの工場だけではダメってことで、東大阪の工場がいくつかスクラムを組んで、「オープンファクトリー」を開催したというわけ。
あっちの工場でこの部品、こっちの工場でこの部品……。確かに、なんだか、面白そう。で、最終的に来場者が作り上げるのが、飛行機模型ってわけです。

この、話の持っていき方がうますぎて……震えるわ!
お父ちゃん、見てる? マジで! 舞ちゃん、飛行機、作ってはるで!(←家族? 2回目)


朝ドラ見る家は、「結婚式、見たかったな〜」?

さて、今週の朝ドラ見る家、一番の盛り上がりは。当然、舞ちゃんと貴司くんのゴールイン!(←古?)舞ちゃんのウェディングドレス、きれいでしたね〜! 
貴司くんも、やっと髭を剃ってさっぱりした男前に!(←実は、我が家では不評でした、貴司くんの髭……笑)

で、そんなおめでたいシーンを見ながら、うちの家族が気になって仕方がなかったのはこれ。

(喫茶「ノーサイド」でのパーティーの様子を見て)
母「……ねえ、これは、披露宴なの? 二次会なの?」
↑え? いやいや、知りませんって。でも、「式」の後って感じよね。いいじゃない、こういうカジュアルなパーティー。気負わなくていいし、みんな楽しそう。
父「俺も、結婚式が見たかったなあ〜」
↑え、あ、うん……。絶対にやめてね、そんな苦情をNHKに電話するのは……。

なんて、私の心配をよそに、なにやら文句を言い続ける二人。
母「ちょっと招待客が少ないと思うのよね。ほら、あの編集者も来てないじゃない。そんなことってある?」
父「確かに、IWAKURAの一人娘だっていうのに、工場関係者も少ないしなあ……。なにわバードマンの先輩も1人だけだし、航空学校の仲間も矢野学生だけだしなあ」
母「でしょ〜? だから、やっぱり二次会ってところかしらね。それか三次会?」
父「でもウェディングケーキ切ってるぞ。あれって、普通、披露宴でやるんじゃないのか?」
母「そうねえ……。あ! あれじゃない? コロナだからじゃない?」
父「お〜、だから少人数なのか! そういえば、このあいだ、知り合いも、ずいぶん少人数でやったとか言ってたなあ」
母「そうよ、だから今パイロットをやってる人たちは……」
父「そうか。国際線だと隔離期間が長くて、駆けつけられなかったんだな!」

↑「だな!」って(苦笑)。

父よ、母よ、落ち着いて。このドラマの中では、まだ、コロナは関係ないから! それに、それを言ったら、「マスクはどうなってるんだ?」って言いたくなっちゃうじゃん。

なんか、完全にコロナ禍の影響で、人が集まっているシーンを見ると、つい、「あれマスクは?」なんて思っちゃうの、悪い癖ですよね〜。
しかし、この人たち、このままだと、「そういえば、なんで私たちは呼ばれなかったのかしら?」なんて言い出しそうな勢い(笑)。いやあ(実の娘以上に?)、愛されてるなあ、舞ちゃん! お幸せに♪

それにしても、この会では、カップルの芽があちこちで芽吹いていましたね〜。
ということで、個人的に応援したいランキング↓↓↓
1位:久留美ちゃんのお父さん×「ノーサイド」の道子ママ
2位:久留美ちゃん×舞ちゃんのお兄ちゃん
3位:IWAKURAの事務の山田さん×営業の藤沢くん

 

私の読みでは、道子ママ、前から久留美ちゃんのお父さんのこと、気になってたと思うんですよ〜。何しろ、ラグビーカフェやってるくらいだから、ラグビー好きに決まってる。そんな中での「ドーベルマン望月」! いい感じに進展してほしいわ〜。


さて、第22週は「冒険のはじまり」。

いよいよ、最終回まであと1か月!にして、冒険のはじまり、とは!?
舞ちゃん、一体、どこへ行くんや? もう、飛行機には乗らへんのかいな? このまま町工場を守っていくんか? そうなんか?

新聞記者の御園さんになりかわって、突撃インタビュー取材にいきたい気分ですが、ここはぐっと堪えてテレビの前で待ちたいと思います♪
どうなる、舞ちゃん!

朝ドラ見る子 (あさどら・みるこ)

“朝ドラ”を見るのが日課の覆面ライター。朝ドラを日々のスパイスとして、朝ドラをきっかけにいろいろなことを考えたり、人と話したりするのが好き。地方生まれ、東京暮らし、ときどき帰省。その影響で、最近は両親(60&70代のシニア夫婦)も朝ドラを見るのが習慣に。さらに、渋いおじさん好きの姉(朝ドラ見る姉)と若いイケメン好きの妹(朝ドラ見るる)も。家族ぐるみの(?)、自由気ままなレビューをお届けします♪