“自称サバサバ女”の強烈なキャラクターが話題の人気コミック『ワタシってサバサバしてるから』を「夜ドラ」枠でドラマ化! “私ってサバサバしてるから”とサバサバ女を自称する主人公・網浜奈美と、常識的な大人たちが繰り広げる共感型コメディードラマだ。ドラマ初主演となる丸山礼に、今作にかける思いと見どころについて聞いた。


——原作漫画を読んだときの印象はいかがでしたか?

丸山 “自称サバサバ女”の網浜奈美は、この現代社会にはそういないんじゃないかと思うほど、自分に自信たっぷりで、自由気ままな人物。正直うざいキャラクターではありますが(笑)、どこか憎めないし、言っていることは筋が通っている人物。言いづらいことをズバッと言うところは、スカッとしますね。

また彼女は、とっても表情が豊かなんです。私も「顔がうるさい」って言われることもあるので(笑)、ぴったりのキャラクターだなって。原作漫画の表情を再現するために、常に原作を持ち歩き、写真を撮ったり、顔の体操をしたりしていますね。

——そんな網浜のビジュアルの完成度はどのくらいだと思いますか。

丸山 ほぼ100%じゃないでしょうか(笑)。衣装合わせのとき、もうちょっと太った方が良いかなと思ったので、増量しました。髪もショートカットにして、跳ね上がったアイライン、大きなイヤリング、七分袖七分丈という印象的なメイクや衣装を身にまとうことで、網浜奈美が私に入ってきた感覚がありましたね。

ただ私は、網浜とは真逆のタイプ。自信はないし、不安も常にあるし、一人でぶつぶつ反省会をするタイプなので。だから、網浜のように生きられたらいいなと思いますね。性格は少しネチネチしていますが(笑)、人の目を気にせずに、「好きなものは好き、嫌なものは嫌」と自分の感情を素直にぶつけられる姿は、憧れます。

——演出は、「笑う犬」シリーズや「ワンナイR&R」(ともにフジテレビ系)など、多くのコント番組を手がけてきた伊藤征章さん。実際に撮影してみた感想はいかがですか?

丸山 伊藤さんから「基本、(途中で)カットはかけませんので、カットがかかるまで演技をしてください。丸山さんの好きなように演じていただいていいので」と最初に言っていただきまして。初主演ということもあって緊張していたんですが、伊藤さんの言葉に、力を抜いて演じることができました。あと、お手本をよく見せてくれるんです。

たとえば、台本に“机が揺れるほど、貧乏ゆすりをする”って書いてある場面で、「そんなことしたことない!」と思っていると、伊藤さんが実践してくださって。再現するのは得意な分野なので、本当にいろいろと助けていただいています。

また、台本が本当に面白いので、思わず笑ってしまうことも。「ぐおーー!」「どわーー!」といった歓声や怒号も台本に入っているんですよね。だから、網浜奈美のキャラクターは大切にしながらも、ユーモアもちゃんと入れたいと思っています。この兼ね合いは難しいですが、皆さんに楽しんでいただけるように演じています。

——網浜がライバル視する本田麻衣をトリンドル玲奈さんが演じますね。

丸山 私は、トリンドル玲奈さんのSNSの投稿をよく見ていて、「いいね」もよくするんです! 今回ご一緒できて本当にうれしいです。本田さんは、網浜の嫌がらせや嫌味にまったく気づかない天然キャラクターでありながら、仕事は超優秀で、モデルもやっているという、誰もが憧れるような女性。私も本田さんのような人物に憧れがあって、網浜のメラメラと燃えたぎる闘争心に、より気持ちが入りましたね(笑)。

——そのほか、作品のなかで気になるキャラクターはいますか?

丸山 謎のお魚さん役として、このドラマのストーリーテラーを務めるアンミカさんと共演できることを知ったとき、叫びました(笑)。モノマネさせていただいて、とてもお世話になっている方でもあるので、安心感と緊張感を同時に抱いています。撮影はこれからなのですが(取材時)、ご一緒できるのが、本当に楽しみです。

また、栗山千明さん演じる早乙女京子も強烈なキャラクター。網浜同様、自称サバサバ系なんですが、ネチネチした性格で、序盤で網浜が言ったセリフと同じようなことを、早乙女が発することもあるんです。ちなみに私は、早乙女とのある場面で、網浜のことをぐっと好きになりました。網浜と早乙女の対立は、注目ポイントのひとつですね!

——最後に視聴者にメッセージをお願いします!

丸山 網浜の言動に少しイラッとするかもしれませんが、よくよく振り返ると、的外れなことはしていないんです。逆にこれだけ自由に生きることができて、すてきだなって感じることがあるかと思います。

生きていれば落ち込むこともありますが、そんなときこそ網浜のポジティブさが心のビタミン剤になると私は思います。見続けていただければ、きっと愛くるしくも感じるはず。1日15分の夜ドラ、ぜひ見ていただきたいです!