激動の世界情勢に直面した幕末のヒーローたちは、どのように危機と闘い、乗り越えようとしたのか。世界史と日本史をつなげて、新たな歴史を紡ぎだす「グローバル・ヒストリー」が注目を集めています。NHKスペシャルでは、2020年に放送された「戦国」に続く、グローバル・ヒストリー企画の第2弾として「新・幕末史(全2回)」を放送。


NHKスペシャル
「新・幕末史 グローバル・ヒストリー」

第1集『幕府vs列強 全面戦争の危機』
10/16(日) 総合 午後9:00~9:49

覇権争いをリードした大英帝国の巨大軍艦。

黒船が来航し、開国へと踏み切った幕末日本を揺るがせた「対外全面戦争の危機」に迫る。カギを握るのは、強大な軍事力や経済・マネー戦略で、世界の覇権を握ろうとしていた大英帝国。近年見つかった機密文書から、密かに江戸や京都に侵攻する戦争シミュレーションを行っていたことがわかった。

地政学上の要衝だった日本を、虎視眈々と狙う欧米列強。その野望と対峙したのが、「最後の幕臣」と呼ばれる小栗忠順だった。下関戦争や幕長戦争など、幕末の動乱の水面下で、小栗と列強の熾烈な駆け引きが展開する。幕臣たちを待ち受ける運命とは?


第2集『戊辰戦争 狙われた日本』
10/23(日) 総合 午後9:00~9:49

海外の史料から浮かび上がる戊辰戦争の真実。

薩摩・長州を中心とする新政府と、旧幕府勢力による日本最大の内戦「戊辰戦争」。戦いの背後で進められていたのは、外国勢力による日本植民地化計画だった。ベルリンの文書館に眠っていたのは、蝦夷(北海道)の地図。鉄血宰相ビスマルクが率いるプロイセン(のちのドイツ帝国)は、旧幕府勢力にくみする会津藩にスパイを送り込み、支援と引き換えに蝦夷を手に入れようと画策する。

一方、イギリス、フランス、アメリカなどの大国も次々と行動を開始。世界中から大量の武器が日本に流れ込む。一門で小銃200丁の威力があったガトリング砲。鉄張りの装甲を持つ不沈艦。両軍がぶつかった戦場跡を調査すると、壮絶な戦いの様子が浮かび上がってきた。欧米列強の野望が絡み合う中、血みどろの近代戦となっていった戊辰戦争。その真相に迫る。


■ナビゲーター:西島秀俊
■ドラマ出演:武田真治(小栗忠順)、モーリー・ロバートソン(イギリス公使パークス)、迫田孝也(西郷隆盛)