昭和11年12月。1年半に及んだ直言なおこと(岡部たかし)の「共亜事件」がいよいよ結審の日を迎える。とも(伊藤沙莉)とはる(石田ゆり子)は傍聴席から見守り、法廷の外では優三(仲野太賀)やよね(土居志央梨)たちが待っていた。裁判長の武井(平田広明)が言い渡した判決は――。

判決後、穂高(小林薫)は桂場(松山ケンイチ)と酒をみ交わし、判決文に込められた思いを絶賛する。